経度の差から時差を知る

長崎に行ったとき、横浜より日が暮れるのが遅いことに気がついた。夜の7時になってもまだ明るい。
「西なんだからそうだよ、九州と東京では1時間ぐらい違うよ」と家族に言われる。
そんな時、イッテミア前線のみんなでソラ写!で、偶然横浜の18時の夕焼けと、長崎の18時35分のまだ夕焼けになっていない空が連続してアップとなった。

横浜の18時
その下が長崎の18時35分

※2008/9/4 イッテミア前線でURLを参照できるようになったのでURLを書き換えました。

イッテミアラリー(もともと単に「イッテミア」と言っていたもの)の方では、到着記録に緯度と経度が出るので、時差を計算してみようと思った。

考える前にまず「経度と時差」でググる
第8回 時差の問題を解いてみよう!
経度の差を15で割れば時差が求められる、とある。なるほど。。。ちょっと考えればググる程ではなかった。360度で24時間なんだから。。。

長崎の到着記録の経度が1295220.68、以前残した戸塚の到着記録の経度が1393211.76なのでこれを使うことにする。で、これって、確か、度、分、秒の表示だ。
Excelに数値を入れてしばらく数値をいじってみる。時差を分単位に出すなら、15で割った後に60を掛ければいいのか。ちょうど4倍になる。突然思い出す。経度1度で4分だっけそう言えば。
計算してみる。経度の小数点以下は四捨五入をする。
経度×4 + 分÷15 +秒÷15÷60
これで、分単位の時差が出せる。
答え=38分39秒

こんなややこしいことをしなくても、経度の差がだいたい10度なので、「40分ぐらい」はすぐに出せるはずだな。

日本の経度の差はどれぐらいなんだろう。「日本の経度」でググった。
日本の経度・緯度の中心「日本へそ公園」の写真

日本列島は東経123度と147度、北緯24度と46度の枠の中に収まっているので、東経135度と北緯35度が交わる地点が日本の中心と言うわけです。
経度の差は24度、96分の時差がある。してみるとわたしの経験した時差は、その半分以下でしかない。日本も広い。
ハウステンボス 8月9日18時46分

ハウステンボス 8月9日19時30分

この写真は月を背にして、つまり西に向かって撮っている。この直後の東の空の写真がこれで、この時間は東の空はもうかなり暗かったようだ。とは言え、やはり、"時差"を感じる。